バガブーのベビーカーについて、「重い」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
2022年6月に新発売された「バガブーバタフライ」は、バガブー史上最も軽量なベビーカーとして話題になっています。
重さ以外に「バガブービー6」とどこが違うの?と気になりますよね。
この記事では、バガブーのベビーカー「ビー6」と「バタフライ」を徹底比較しました。
この記事の内容
- 「ビー6」と「バタフライ」の特徴
- 「ビー6」と「バタフライ」を徹底比較
→気になる10項目を詳しく解説! - こんな人におすすめ
→それぞれのベビーカーに適した人をご紹介
「ビー6」と「バタフライ」の特徴
「ビー6」の特徴
「ビー6」は安定感のあるスムーズな走行性が魅力のAB型ベビーカーです。
7インチの大きなタイヤとサスペクションが搭載されており、押し心地が快適でスイスイ進むことができます。
人間工学デザインのシートは、体に余計な負担をかけずに子どもの背中を支え、筋肉が未発達な子どもの姿勢をサポート。
リクライニングはフルフラットも含めた3段階で、新生児から使用することができます。
私は1年半以上、バガブービー6を愛用してます♪
バガブービー6のリアルな口コミはこちら
「バタフライ」の特徴
「バタフライ」はバガブー史上初のB型ベビーカーで、コンパクト&軽量モデルです。
片手でワンタッチでの折り畳みが可能。
折り畳むとコンパクトになるので、小さく収納することができます。
コンパクトながら、アンダーバスケットはB型ベビーカーの中では広めで、8kgまで荷物が入ります。
対象年齢は、生後6か月からです。
【比較表】「ビー6」と「バタフライ」の違い
「ビー6」と「バタフライ」について徹底比較してみました。
比較項目 | ビー6 | バタフライ |
---|---|---|
価格 | 108,900円 ※ブラックフレームの場合 | 60,500円 |
タイプ | AB型(両対面式) | B型(背面式) |
対象年齢 | 新生児~体重22kgまで | 6か月~体重22kgまで |
(長さ×幅×高さ) | サイズ86cm×53cm×91cm (ハンドルバー最短時) | 92.5cm×45cm×102.4cm |
(長さ×幅×高さ) | 折畳時のサイズ90cm×47cm×36cm | 23cm×45cm×54cm |
重量 | 9.4kg | 7.3kg |
シート | リクライニング100°/150°/170° の3段階調節 | 111°/145° の2段階調節 |
収納・容量 | アンダーバスケット最大4kg 22リットル | 最大8kg 36リットル |
ハンドル高 | 91.5cm~109cm の10段階調節 | 102.4cm(固定) |
レッグレスト | なし | あり(5段階) |
バンパーバー | あり | なし(別売) |
車輪サイズ | 前輪:7インチ 後輪:7インチ | 前輪:4.7インチ 後輪:6インチ |
サスペクション | 全輪搭載 | 全輪搭載 |
カラー展開 | キャノピー:7色 シートカラー:2色 フレーム:2色 ※ミネラルコレクションを除く | 3色 |
付属品 | レインカバー | レインカバー |
気になる10項目について詳しく解説していきます!
1:価格
ベビーカー | 価格 |
(ブラックフレーム) | ビー6108,900円(税込) |
(シルバーフレーム) | ビー6101,200円(税込) |
バタフライ | 60,500円(税込) |
「ビー6」は10万円を超えますが、「バタフライ」は6万円台とバガブーシリーズにしては検討しやすい価格になっています。
「ビー6」のブラックフレームと比べると、価格差は48,400円。
比較すると、圧倒的にコスパが良いのは「バタフライ」になります。
2:タイプ・対象年齢
ベビーカー | タイプ・対象年齢 |
ビー6 | AB型(両対面式) 新生児~体重22kgまで |
バタフライ | B型(背面式) 6か月~体重22kgまで |
「ビー6」はAB型の両対面式のベビーカーで、新生児から使用することができます。
それに対し、「バタフライ」はB型の背面式で、腰の据わる6か月から使用可能です。
新生児期から使用したい方は「ビー6」一択ですが、腰据わりまでは抱っこ紐を使う方や、セカンドベビーカーをお探しの方には「バタフライ」も候補に入りますね。
3:サイズ
ベビーカー | サイズ(長さ×幅×高さ) |
ビー6 | 展開時:86cm×53cm×91cm 折畳時:90cm×47cm×36cm |
バタフライ | 展開時:92.5cm×45cm×102.4cm 折畳時:23cm×45cm×54cm |
「ビー6」に比べ、「バタフライ」は圧倒的にコンパクトです。
特に、折り畳み時に省スペースになるのがいいですね。
収納も場所を取りませんし、車の乗せ降ろしも簡単にできそうです。
「ビー6」は折り畳んでも高さと厚さにボリュームがあるので、狭い玄関だとそれなりに場所を取ってしまうんです。
また、幅は「ビー6」は53cm、「バタフライ」は45cmです。
一般的な改札は55cmなので、「バタフライ」だとラクに通ることができます。
「ビー6」も通れるサイズですが、ギリギリなので気を付けながら通過しています。
4:重量
ベビーカー | 重量 |
ビー6 | 9.4kg |
バタフライ | 7.3kg |
「ビー6」を検討する方で迷うのが、その「重さ」ではないでしょうか。
しっかりとした重さがあるからこそスムーズに走行できるんですが、持ち運びとなるといかんせん重い…。
頻繁に車の乗せ降ろしがある方だと大変だと思います。
「バタフライ」も7.3kgと、国内ベビーカーと比べると軽いわけではないんですが、2kgの差は結構大きいです。
バガブーのベビーカーが気になってるけど「重さ」がネックという方は、一度「バタフライ」を試してみることをおすすめします。
5:リクライニングシート
ベビーカー | リクライニングシート |
ビー6 | 100°/150°/170°の3段階調節 |
バタフライ | 111°/145°の2段階調節 |
「ビー6」はリクライニングが3段階、「バタフライ」は2段階です。
「ビー6」は170°まで倒れるので、フルフラットシートとして新生児期から安心して使用することができます。
フルフラットにできると、子どもが大きくなっても寝たときに寝やすい体勢にしてあげれるので便利です。
「バタフライ」は145°ですが、B型のベビーカーの中ではフルフラットに近くなります(サイベックスリベルは130°)。
B型ベビーカーなのに、ここまで背もたれを倒せるのは魅力が大きいですね。
また、「ビー6」は、起き上がりも100°としっかりと起き上がります。
子どもが小さいうちは「どれだけ倒せるか」に着目してしまいがちですが、成長すると「椅子のような角度でちゃんと座ることができるかどうか」という点も重要になります。
「バタフライ」の起き上がりは111°なので、「ビー6」と比べると角度が足りないという印象。
より子どもの乗り心地を重視するなら、「ビー6」のほうがリクライニングは優れていると言えます。
6:アンダーバスケット
ベビーカー | アンダーバスケット収納・容量 |
ビー6 | 最大4kg・22リットル |
バタフライ | 最大8kg・36リットル |
「バタフライ」のアンダーバスケットは、最大4kg・22リットルと収納力抜群です。
しかも、前からも後ろからも荷物を出し入れすることができるんです。
「ビー6」は、ハンドル側に仕切りがあるので、荷物を前からしか入れられません。
「ビー6」はバスケットの入り口もそこまで大きくなく、座面を持ち上げる必要があるので、ちょっと面倒なんです…。
子どもが成長するにつれ、おやつや水筒、おもちゃなど荷物が多くなるので、「バタフライ」の大容量バスケットはかなり羨ましいポイントです。
7:ハンドル高
ベビーカー | ハンドル高 |
ビー6 | 91.5cm~109cmの10段階調節 |
バタフライ | 102.4cm(固定) |
「ビー6」は持ち手の調節機能があるのに対し、「バタフライ」は固定となっています。
身長差のあるパパママだと、高さ調節できる方が便利ですね。
また、「バタフライ」のハンドルは国内メーカーのベビーカーよりも高めに設定されているので、身長が低めの方は確認したほうがいいかもしれません。
「ビー6」は10段階に調節できるので、自分にぴったりの高さにすることができます。
8:レッグレスト
ベビーカー | レッグレスト |
ビー6 | なし |
バタフライ | あり |
「バタフライ」には、5段階に調整可能なレッグレストがついています。
レッグレストがあれば、赤ちゃんが寝てしまったときや足置きに足が届かない時期に楽にさせてあげることができます。
格納式なので、成長してフットレストが不要になっても邪魔になりません。
「ビー6」にはフットレストはありませんが、背もたれと座面の高さも調節することができるので、赤ちゃんの成長に合わせてシートの大きさを変えられます。
また、「バタフライ」と比べて足置きがワイドで広々としているので、子どもが足を置きやすいです。
9:バンパーバー
ベビーカー | バンパーバー |
ビー6 | あり |
バタフライ | なし(別売) |
子どもが1歳を過ぎると、身を乗り出して景色を楽しむようになります。
そんなときにあると便利なのが、バンパーバー。
「ビー6」はバンパーバーが付属でついてきます。
「ビー6」を使用している我が家の息子はバンパーバーに掴まることができて楽しそう&座りやすそうです。
10:カラー展開
ベビーカー | カラー展開 |
ビー6 | キャノピー:7色 シートカラー:2色 フレーム:2色 ※ミネラルコレクションを除く |
バタフライ | 3色 |
「ビー6」は、キャノピー、シートカラー、フレームを好きなカラーで選べるので、自分好みにカスタマイズすることができます。
豊富なカラー展開で選ぶのが楽しかったです。
一方で、「バタフライ」は3色展開です。
「ミッドナイトブラック」「ストーミーブルー」「フォレストグリーン」と、どれも落ち着いたシックな色合いです。
ホワイトやピンク、グレーを求める方や、自分好みにカスタマイズしたい方は「ビー6」がおすすめです。
「ビー6」と「バタフライ」はそれぞれこんな人におすすめ
「ビー6」と「バタフライ」は、それぞれこんな人におすすめです。
「ビー6」も「バタフライ」も、それぞれの良さがあります。
どちらを選んでも、バガブーブランドですから操作性・走行性の高さは間違いなし!
自分の生活スタイルを考えて、後悔のないベビーカー選びをしましょう。
この記事が検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。
・ ・ ・
- 【ベビーベッド】約2年使用の我が家のベビーベッドをご紹介
- 【ベビーモニター】ベビーモニターは必要?本音レビュー
- 【プレイマット】プレイマットがおすすめな5つの理由
- 【オムツ用ゴミ箱】オムニウッティがぴったり!サイズやニオイ漏れをレビュー
- 【おもちゃ収納】柔らかくて赤ちゃんにも安心!スタックストーがおすすめ
- 【絵本棚】表紙が見える絵本棚「ノスタ ブックラック」をレビュー